駅や列車やホームにまつわる歌はたくさんあります。
その中でも人の心に残っている歌、何かあるとふと思い出す歌。
若桜鉄道の雰囲気に似合う歌を集めてみました。
気になる歌があれば、ネットで検索してみてください。
若桜鉄道のどの駅に似合うかな、そんなことも思いながら・・・。
◇イルカが歌った「なごり雪」・・・1975年
なごり雪の舞台は東京駅になっていますが、曲を作った伊勢昭三さんのイメージは、故郷の津久見駅だそうです。
何となく、東京駅では曲の雰囲気と合わないなと感じました。でも若桜鉄道の古い駅舎だと、とてもイメージがあってきます。若桜鉄道沿線に「なごり雪」が降るのは、3月下旬くらい。その頃だとぴったりかな。
※曲の似合う駅:隼駅・八東駅・丹比駅
◇竹内まりあの「駅」・・・1986年
駅をイメージする曲と言えば、やはりこの曲になるのでは、と言うくらい有名ですね。
歌のフレーズも、何気ない言葉の中に、胸が「キュン」となるようなシーンが描かれています。
※曲の似合う駅:郡家駅・若桜駅
◇猫の「各駅停車」・・・1974年
あまり知られていないけど、僕の好きな曲です。ほろ苦い思いが青春時代を思い起こさせる。歌に鉄橋が出てくるのも、この曲の特徴です。
※曲の似合う駅:因幡船岡駅・丹比駅
◇長淵剛の「さよなら列車」・・・1981年
長淵剛さんがまだ若かったころの青春ソングです。最近はこんな感じの曲は歌わないので、余計に感じるところもあります。僕が青春だった頃の気持ちが甦る。
※曲の似合う駅:安部駅・八東駅
◇ちあきなおみの「喝采」・・・1972年
この年、小柳ルミ子が歌った「瀬戸の花嫁」と、最後までレコード大賞を争った。彼を振り切って、歌にすべてを賭けた女性の生き様を歌っている。
※この曲の似合う駅:因幡船岡駅
◇太田裕美の「さらばシベリア鉄道」・・・1980年
今は亡き大瀧詠一さんの曲。曲が作り出すリズム感、一面雪景色の中を列車が走って行く臨場感たっぷりの曲ですね。途中にトナカイが出てきますが、若桜鉄道だと鹿になりますね。
※曲に似合う駅:若桜駅・丹比駅
◇そしてなんといっても奥村チヨの「終着駅」・・・1971年
この歌はとても暗く寂しい歌です、イメージダウンを心配した事務所や周りの反対を押し切って、奥村チヨさんは引退覚悟でこの歌われたそうです。そして大ヒットし、奥村チヨを大スターにした。さらには、この歌を作曲した浜圭介さんと、こののちに結婚されたそうです。人は悲しみの中にも生きている、その中でも生きて、そして歩いて行けるのです。
※この曲の似合う駅:若桜駅しかない
若桜鉄道と歌と宿坊があれば・・・。